新着情報詳細

新着情報詳細

白井駅から徒歩2分の歯医者「ほんま歯科クリニック」の新着情報はこちら。こちらのページでは、最新の歯科情報や臨時休診のお知らせ、
スタッフのとりとめのない日常や業務のお話など、さまざまな内容を掲載しています。

お口ポカーンと口腔機能低下症 〜矯正歯科でできること、治療方法と利点〜

お口ポカーンと口腔機能低下症 〜矯正歯科でできること、治療方法と利点〜

はじめに

「気がつくと口が開いている」
「お子さんの口元が常にポカーンとしている」

こうした「お口ポカーン」の状態は、見た目の問題だけでなく、口腔機能低下症(こうくうきのうていかしょう)と深く関わっていることが分かっています。

さらに、矯正歯科治療とも大きく関連しており、歯並びや咬み合わせに影響するだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。

今回は、患者さんに分かりやすく「お口ポカーンと口腔機能低下症の問題点・矯正歯科での治療方法・利点」について解説します。


1. お口ポカーンとは?

「お口ポカーン」とは、無意識のうちに口が開いてしまっている状態を指します。

主な特徴

  • 口を閉じる習慣がない
  • 鼻呼吸ではなく口呼吸が多い
  • 唇の筋肉が弱い
  • 姿勢が悪く、あごが下がっている

単なる癖ではなく、発達や健康に影響するサイン であることが多いのです。


2. 口腔機能低下症とは?

口腔機能低下症は、日本老年歯科医学会が提唱した比較的新しい概念で、
「お口の働きが加齢や生活習慣などにより低下している状態」 を指します。

子どもに多い機能低下

  • 舌や唇の筋力不足
  • 正しい飲み込み(嚥下)ができない
  • 口呼吸の習慣

大人・高齢者に多い機能低下

  • 咬む力の低下
  • 発音のしにくさ
  • 唾液分泌の減少

お子さんの「お口ポカーン」は、成長期における口腔機能低下症の一種と考えられています。


3. お口ポカーンが引き起こす問題点

(1)歯並び・咬み合わせの乱れ

口呼吸や舌の癖は、歯並びや顎の発育に影響し、出っ歯・受け口・開咬などを招くことがあります。

(2)虫歯・歯周病のリスク増加

口呼吸により口の中が乾燥し、唾液の自浄作用が低下します。これが虫歯や歯周病の原因になります。

(3)風邪やアレルギーの増加

鼻呼吸は空気を浄化・加湿する役割があります。口呼吸では直接空気が入り込むため、風邪やアレルギーのリスクが高まります。

(4)集中力・学習への影響

口呼吸の子どもは睡眠の質が低下しやすく、日中の集中力が落ちることが指摘されています。

(5)見た目の問題

「口元が締まりにくい」「顔立ちが間延びして見える」など、審美的な問題にもつながります。


4. 矯正歯科でできる治療方法

お口ポカーンは単なる癖ではなく、矯正歯科での治療対象となることがあります。

(1)筋機能訓練(MFT)

舌・唇・頬の筋肉を正しく使うためのトレーニングです。
例:

  • 舌を正しい位置(上あご)に置く練習
  • 唇を閉じる筋肉を鍛える練習
  • 正しい嚥下(飲み込み)を身につける

(2)矯正装置の使用

  • 拡大床やマウスピース型装置で顎の成長をサポート
  • 出っ歯や開咬などを矯正

(3)口呼吸改善のための指導

耳鼻科と連携し、アデノイド肥大や鼻疾患が原因の場合は治療を並行します。

(4)歯列矯正

本格的に歯並びが乱れている場合はワイヤー矯正やマウスピース矯正(インビザラインなど)が行われます。


5. 治療の利点

  • 歯並びが整う
  • 正しい呼吸習慣が身につく
  • 虫歯や歯周病の予防につながる
  • 全身の健康(睡眠・集中力・姿勢)に良い影響
  • 見た目の改善、自信につながる

6. 日本矯正歯科学会認定医の役割

矯正治療は専門性が高く、長期間にわたることが多いため、信頼できる歯科医師に相談することが重要です。

日本矯正歯科学会認定医 は、学会が定める厳しい基準をクリアした矯正専門医です。

  • 正確な診断
  • 安全で適切な治療計画
  • 最新の治療法に基づいた対応

安心して治療を受けたい場合は、認定医であるかどうかを確認すると良いでしょう。


7. 保護者の方へのアドバイス

  • お子さんの「お口ポカーン」を放置しない
  • 早めに矯正歯科で相談する
  • 姿勢や生活習慣(テレビを見る姿勢、スマホの使い方)も見直す
  • 鼻の病気がないか耳鼻科で確認する

まとめ

「お口ポカーン」は単なる癖ではなく、口腔機能低下症のサイン であり、放置すると歯並び・呼吸・全身の健康に影響します。

矯正歯科では、

  • 筋機能訓練(MFT)
  • 矯正装置
  • 鼻呼吸指導
  • 本格的な歯列矯正

といった方法を組み合わせて治療が可能です。

特に 日本矯正歯科学会認定医 に相談することで、正確な診断と安心できる治療を受けられます。

「お口ポカーンかも?」と感じたら、早めにほんま歯科クリニックへご相談ください。ほんま歯科クリニックでは、患者様お一人お一人に合わせた治療を行なっております。是非、一度ご相談下さい。