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白井駅から徒歩2分の歯医者「ほんま歯科クリニック」の新着情報はこちら。こちらのページでは、最新の歯科情報や臨時休診のお知らせ、
スタッフのとりとめのない日常や業務のお話など、さまざまな内容を掲載しています。
⚫️最近、肩がこるなあ それって噛み合わせからくる肩こりかもしれませんよ! 今回は、噛み合わせが原因となる肩こりについてお話しをいたします。 スマイルサポートがコンセプトのほんま歯科クリニックから千葉ニュータウン・小室・西白井・白井にお住まいの方々へ

第1章 噛み合わせと肩こりは関係あるの?
「肩こりで整体に通っているのに治らない…」
「マッサージをしても戻ってしまう…」
そんなお悩み、ありませんか?
実は、肩こりの原因が「噛み合わせ」にあるケースが少なくありません。
多くの方は肩こり=姿勢や肩の使い方の問題と思われますが、歯科ではそれだけではなく、顎(あご)・歯・噛み合わせが全身のバランスに影響を与えていることが分かっています。
● 噛み合わせと肩こりがつながる理由
噛む動作は、顎の関節(顎関節)・首の筋肉・肩の筋肉が協力して行われています。
- 歯がきちんと噛めない
- 片側だけで噛んでいる
- 食いしばりや歯ぎしりがある
などの状態が続くと、顎まわりの筋肉に負担がかかり、やがてその負担が首 → 肩 → 背中へと“連鎖”していきます。
つまり、噛み合わせが崩れていると、身体がバランスを取るために無意識に筋肉を働かせ続けることになり、それが慢性的な肩こりの原因になるのです。
● 人間の頭の重さは「ボーリングの球と同じ」
頭の重さは**約4~6kg(ボーリングの球と同じ重さ)**と言われています。
その重さを首と肩で支えているため、噛み合わせが不安定だと、頭の位置が微妙にズレます。
たった数ミリのズレでも、首・肩の筋肉はバランスを取ろうとして働き続けます。
噛み合わせの悪さ → 頭の位置がズレる → 首・肩の筋肉が緊張 → 肩こり・頭痛へ
特に、歯ぎしりや食いしばりがある方は、寝ている間に全力で噛んでいる状態です。
これにより朝起きたときから肩がパンパンに張っている方も多いです。
● 噛み合わせが肩こりを引き起こす具体例
|
原因 |
身体への影響 |
|---|---|
|
歯の高さの違い、噛み合わせが不安定 |
顎の筋肉が緊張 → 首 → 肩へ負担が連鎖 |
|
食いしばり(昼)・歯ぎしり(夜) |
筋肉が常に緊張 → 血流低下 → 肩こりを生む |
|
片側噛みのクセ |
顔の筋肉が非対称 → 全身の姿勢バランスの崩れ |
「肩こり」が表の症状として出ていますが、
実際の原因は “噛み合わせの乱れ” ということも珍しくありません。
● 歯科だからこそ分かる「筋肉」と「関節」の関係
肩こりが改善しない患者さんが耳鼻科・整形外科・整体・接骨院を巡って、
最後に歯科で原因が見つかったというケースもあります。
- 顎関節が歪んでいる
- 歯がない場所がある
- 被せ物が高くて噛み合わせが合っていない
- 無意識の食いしばりや歯ぎしりがある
こうした噛み合わせの異常を改善すると、その場で肩の軽さを感じる方もいます。
噛み合わせは、「歯の問題」だけではなく「全身の問題」でもあるのです。
● ほんま歯科クリニックが重視していること
千葉ニュータウン・小室・白井・西白井地域の患者様の中にも、
「肩や首がつらいのに原因が分からない」
という方が多くいらっしゃいます。
ほんま歯科クリニックでは、ただ歯を治すのではなく、噛み合わせを通した全身のサポートを大切にしています。
- 日本歯周病学会認定医
- 国家資格 歯科衛生士
- CT・精密機器による診断
- マウスピース(スプリント)治療対応
「噛み合わせが原因なのかどうか」を丁寧に確認し、
患者さんに分かりやすく説明しながら治療を進めていきます。
● “痛くないのに歯医者へ行く”という新しい常識
肩こりの原因が「歯」にあると聞くと、意外に思われるかもしれません。
しかし、痛みが出てからではなく、
不調を予防する・健康を維持するために歯医者に行く
という考え方が、今では世界的にもスタンダードになっています。
ほんま歯科クリニックは、ただ治すだけでなく、
地域の皆さまの “笑顔と健康を守る歯科”=スマイルサポート を目指しています。
✅ 第1章まとめ
- 肩こりは噛み合わせが原因の場合がある
- 顎 → 首 → 肩は筋肉と神経でつながっている
- 食いしばり・片側噛み・噛み合わせのズレは全身バランスに影響
- 歯科で原因が分かることがある
第2章 噛み合わせが悪くなる原因
噛み合わせが乱れると聞くと、
「歯並びが悪いと噛み合わせも悪い」
というイメージを持つ方が多いかと思います。
しかし実際には、歯並びだけが原因ではありません。
噛み合わせは、日々の生活習慣、姿勢、ストレス、そして歯の治療歴によって大きく影響を受けます。
ここでは、患者さんが気づきにくい “本当に多い原因” を解説します。
● 原因① 歯ぎしり・食いしばり(無意識で噛む力が強い)
歯ぎしりや食いしばりは噛み合わせの乱れの 最大の原因 です。
- 寝ているときに 全力で噛みしめている
- 朝起きると 顎が疲れている
- 歯の表面が すり減って平らになっている
心当たりはありませんか?
歯ぎしりの噛む力は 最大で体重の約2倍 と言われます。
60kgの人であれば 120kgの力 を歯と顎にかけている計算になります。
この強い力が、顎関節・首・肩へ大きな負担を与えます。
さらに、歯ぎしり・食いしばりはストレスと深く関係しており、
仕事中や家事の間に 無意識に噛みしめている 方も非常に多いです。
● 原因② 片側噛みのクセ(無意識の習慣が姿勢をゆがめる)
こんな習慣はありませんか?
- 食事中、いつも 同じ側だけで噛む
- スマホを見る姿勢がいつも 同じ方向へ傾く
- 頬杖をつくことが多い
片側で噛むと、噛む側の筋肉(咬筋・側頭筋)が発達し、
左右のバランスが崩れます。
すると、
顔 → 顎関節 → 首 → 肩 → 骨盤へと負担が連鎖します。
片噛みは顔のゆがみの原因にもなります。
● 原因③ むし歯・欠けた歯を放置している
歯を失ったり、むし歯を放置して噛めない場所があると、
それを 体が補おうとして 他の歯で噛むようになります。
その結果:
|
状態 |
結果 |
|---|---|
|
奥歯を失う |
前歯に負担が集中 / バランス崩壊 |
|
噛めないところを避ける |
片側噛みが習慣化する |
|
反対側だけで噛む癖 |
顎関節に歪み発生 |
歯が1本欠けただけでも、噛み合わせと姿勢は崩れます。
● 原因④ 詰め物・被せ物(銀歯やセラミック)の高さが合っていない
治療した歯の高さが ほんの0.1mm違うだけでも
噛み合わせは崩れ、首・肩の筋肉に強い負担がかかります。
- 歯の治療後に「肩こりが始まった」
- 詰め物を入れてから「何となくしっくりこない」
というケースも珍しくありません。
噛み合わせは“精密なバランス”で成り立っています。
● 原因⑤ 姿勢の乱れ(スマホ首・猫背)
噛み合わせとは関係なさそうですが…
実は 姿勢と噛み合わせは常にセット です。
- スマホを見る姿勢(頭が前へ出る)
- 猫背でパソコン作業
- 肩が内側に入っている
頭が前に出ると、噛み合わせは前方へズレます。
これが顎関節に負担をかけ、筋肉に緊張が生まれます。
噛み合わせが悪い → 姿勢が悪い
姿勢が悪い → 噛み合わせが悪い
という負のループが起こります。
● 原因⑥ ストレスと自律神経の乱れ
ストレスを感じると、自律神経が 交感神経優位(緊張) になります。
すると、
- 食いしばりが増える
- 顎の筋肉に力が入る
- 肩が上がって緊張する
という状態に。
つまり、ストレスは噛み合わせを悪くする原因にも、肩こりの原因にもなるのです。
✅ ここまでのまとめ
噛み合わせが悪くなる主な原因は:
- 歯ぎしり・食いしばり(無意識の力)
- 片側噛み・頬杖・姿勢などの習慣
- 歯の欠損やむし歯を放置している
- 詰め物・被せ物の高さが合っていない
- ストレスや姿勢の乱れ
どれも 「日常生活で起きていること」 が理由です。
噛み合わせは歯だけでなく 生活習慣と環境の影響を受ける ため、
原因を正しく知ることが改善の第一歩となります。
第3章 噛み合わせと筋肉・神経・関節の関係
肩こり・首こり・頭痛が続く患者さんに
「噛み合わせが関係しています」 とお伝えすると、
「え?歯と肩ってつながっているんですか?」
と驚かれることが多くあります。
しかし、実際には 顎・首・肩はひとつの筋肉と神経のネットワーク でつながっています。
歯科ではこれを 「咬合(こうごう)と全身の関連性」 と呼び、近年とても注目されている分野です。
ここでは、できるだけ分かりやすく「体の仕組み」を説明します。
◆ 顎の筋肉は首と肩へつながっている
噛む動作を行う主な筋肉は次の3つです:
|
噛む筋肉(咀嚼筋) |
どんな働き? |
影響する場所 |
|---|---|---|
|
咬筋(こうきん) |
噛みしめる力を出す |
顎〜首〜肩のこり |
|
側頭筋(そくとうきん) |
上下の噛みしめを支える |
こめかみの頭痛、目の疲れ |
|
内側・外側翼突筋(よくとつきん) |
顎を前後左右に動かす |
顎関節症の痛み |
この咀嚼筋たちは、首の筋肉(胸鎖乳突筋/僧帽筋) と筋膜でつながっています。
顎の筋肉が凝ると、首や肩が引っ張られる
↓
首・肩の筋肉が緊張して、血流が低下
↓
肩こり・頭痛へ発展
まさに “一本のロープでつながっている” イメージです。
◆ 「頭の位置」がズレると筋肉の負担が増える
人間の頭の重さは 4~6kg(ボーリングの球と同じ)。
この重さを、首と肩の筋肉が支えています。
噛み合わせが悪くなると、頭の位置がわずかにズレます。
たった 2〜3mmのズレ でも、
首・肩の筋肉は、バランスを取ろうと 常に緊張状態 になります。
その結果、
- 首が前に出る(ストレートネック)
- 肩が丸くなる(巻き肩)
- 背中が張る
という状態になります。
◆ 神経もつながっている(顎関節 → 三叉神経 → 自律神経)
噛み合わせの力や痛みを感知しているのは 三叉神経(さんさしんけい) です。
三叉神経は、
「顎・歯・こめかみ・頭部全体」 へ広く枝分かれしています。
そのため、噛み合わせの問題が
頭痛、めまい、耳鳴り、眼精疲労
といった症状につながることがあります。
また、顎関節には**自律神経の中枢(脳幹)**が近くにあるため、
- ストレスで噛みしめが増える
- 食いしばることで肩が硬くなる
- 肩こりでさらにストレスが増す
という悪循環が起きやすくなります。
◆ 顎関節(TMJ)は全身バランスの「支点」
顎関節(TMJ)は人体の関節の中でも特別です。
- 左右で同時に動く
- 体の中心線に近い
- 姿勢の影響を受けやすい
顎関節がズレると、骨盤の傾き に影響するという研究もあります。
噛み合わせ → 姿勢 → 全身のバランス
という流れが、医学的にも解明されています。
◆ 特徴的な症状例
|
症状 |
顎・噛み合わせ由来の可能性 |
|---|---|
|
慢性的な肩こりが続く |
咬筋・側頭筋の緊張 |
|
偏頭痛が多い |
三叉神経の刺激 |
|
口が開きにくい、顎が鳴る |
顎関節(TMJ)の負担 |
|
朝起きたときに肩や首が張っている |
夜間の歯ぎしり・食いしばり |
「肩がこっている」ではなく、「噛み合わせが緊張を起こしている」可能性があります。
◆ ほんま歯科クリニックが重要視する診査
当院では、噛み合わせを見る際に以下をチェックします。
- 顎関節の動き
- 筋肉の緊張(咬筋・側頭筋・胸鎖乳突筋・僧帽筋)
- CT・デジタル写真での顎関節位置の確認
- 歯列接触癖(TCH)や歯ぎしりの有無
特に国家資格 歯科衛生士による筋触診(筋肉の緊張の確認)は、
肩こりと関連するケースの発見に役立ちます。
◆ この章のまとめ
- 噛み合わせの不調は、筋肉・神経・姿勢へ連鎖する
- 顎の筋肉は 首・肩の筋肉とつながっている
- 三叉神経を通じて 頭痛・めまい・目の疲れ につながる
- 顎関節は 全身バランスの支点
噛み合わせの治療は、
見た目や歯だけでなく、全身の健康につながります。
第4章 肩こりが起きるメカニズムをわかりやすく
噛み合わせが悪いと、どうして肩こりや頭痛につながるのでしょうか?
患者さんからとても多く頂く質問です。
結論から言うと、
噛み合わせが崩れる → 頭の位置がズレる → 筋肉が緊張し続ける → 肩こりになる
という 負の連鎖 が起こります。
ここでは、その仕組みをイメージしやすく 「流れ」 で説明します。
◆ STEP1:噛み合わせの異常が発生する
まず、噛み合わせが乱れる原因は様々です。
- 片側だけで噛む
- 食いしばり・歯ぎしり
- 歯が欠けている、抜けたまま
- 被せ物の高さが合っていない
こうした状態が続くことで、顎の動きが不安定になります。
噛み合わせのわずかなズレ(0.1mm程度)でも顎関節に負担がかかる
噛み合わせはミリ以下の精度でバランスをとっているため、
わずかな誤差でも体は敏感に反応します。
◆ STEP2:顎関節の位置がずれる(顎関節が頑張り始める)
噛み合わせが安定していないと、
顎関節(TMJ)は 無理な位置で動かざるを得なくなります。
すると、
- 顎を支える筋肉(咬筋・側頭筋)が常に緊張
- 顎関節周囲で炎症や違和感が発生
- カクッ、コキッという音が出ることも
顎関節は 体の中心に近い位置 にあるため、
その乱れは 姿勢全体に影響 します。
◆ STEP3:頭の位置がズレる(バランスを取るための代償)
顎が正常な位置ではなくなると、
頭の位置も少しずつ前へズレていきます。
頭は4〜6kg(ボーリングの球と同じ)
頭が前にズレると、首がその重さを支えきれず、
首から肩にかけての筋肉が 常に引っ張られた状態 になります。
◆ STEP4:首・肩の筋肉が緊張し続ける
噛み合わせが原因で 常に力が入り続ける筋肉 がこちら:
- 咬筋(顎を動かす)
- 側頭筋(こめかみの筋肉)
- 胸鎖乳突筋(首の筋肉)
- 僧帽筋(肩〜背中の筋肉)
筋肉は力を入れ続けると 血流が悪くなります。
血流低下 → 老廃物・疲労物質がたまる → コリ・痛みとして感じる
筋肉が硬くなり、指で押すと痛みを感じるようになります。
◆ STEP5:慢性的な肩こり・頭痛・眼精疲労へ
筋肉の緊張が続くと、
- 肩や首のコリ
- 緊張型頭痛
- 目の奥の痛み
- 耳鳴りやめまい
といった 「全身の不調」 へと進行します。
肩こりが“症状”として出ていますが、
原因が「噛み合わせのズレ」 のケースは珍しくありません。
★ メカニズムを一言で表すと
噛み合わせのズレを補正するため、
頭・首・肩が常に“頑張り続ける” → 肩こりになる
本来負担のない筋肉が、噛み合わせの乱れにより 常に緊張 状態となる。
これが肩こり・頭痛の正体です。
◆ 「噛み合わせ治療」で肩が軽くなる理由
噛み合わせを整えると、
- 頭の位置が正しい場所に戻る
- 首・肩・顎の筋肉がリラックスする
- 血流が改善して疲労物質が流れる
患者さんからは、
「肩が軽くなりました!」
「頭痛がなくなりました!」
という声をいただくこともあります。
とくに マウスピース(スプリント)治療 は
筋肉の緊張を一気に緩める効果があります(第8章で詳しく説明します)。
◆ ほんま歯科クリニックの診断ポイント
当院では、噛み合わせと筋肉の緊張状態を同時に確認します。
- 噛み合わせの高さ
- 顎関節の位置(CTで確認)
- 咬筋・側頭筋・僧帽筋の緊張(触診)
- 歯ぎしり・食いしばりがあるか
噛み合わせ → 顎関節 → 筋肉 → 姿勢
という流れを見ながら、総合的に診断していきます。
✅ 第4章のまとめ
- 噛み合わせが乱れると頭がズレる
- 首・肩の筋肉が常に緊張し、血流が低下する
- 結果として、肩こり・頭痛・眼精疲労が生じる
- 噛み合わせ治療で改善するケースは多い
第5章 こんな症状はありませんか?噛み合わせ由来のサイン
噛み合わせが原因で肩こりが起こることは説明しましたが、
実は肩こりだけではありません。
歯・顎・噛み合わせは 神経・筋肉・姿勢 と密接に関係しているため、
噛み合わせが乱れると全身にさまざまな症状が現れます。
もし、以下の症状が複数当てはまるようであれば、
噛み合わせ由来の不調 を疑う価値があります。
✅ 症状① 慢性的な肩こり・首こり
・整骨院やマッサージに通っても改善しない
・デスクワークするとすぐ重くなる
・肩を揉んでもまた戻る
肩こりが「結果」であって「原因」ではない
というケースが多くあります。
噛み合わせが悪い → 頭の位置がズレる
↓
筋肉が常に緊張 → 血流が悪くなる
↓
肩・首に痛みやだるさが出現
このルートが非常に多いです。
✅ 症状② 頭痛・偏頭痛・こめかみの痛み
顎(あご)を動かす 側頭筋 が過緊張すると、
- こめかみの痛み
- 頭全体の締めつけ感
- 偏頭痛のような痛み
が起こります。
噛みしめによる「緊張型頭痛」 は非常に多く、
患者さんは「脳のストレスだと思っていた」と言われます。
✅ 症状③ 目の奥の疲れ・眼精疲労
側頭筋の緊張は 三叉神経 を介して眼に関連します。
- 目を押すような痛み
- 眼精疲労が抜けない
- 目が重く感じる
特に、スマホ・パソコン作業をよくする方は要注意。
「肩と首のコリ」+「目の奥の痛み」
= 噛み合わせ由来の可能性が高いサイン
✅ 症状④ めまい・耳鳴り・耳のつまり感
顎関節と耳の中は非常に近く、
顎関節の炎症やズレによって 耳の症状 が出ることがあります。
- 耳鳴り(キーン、ジー)
- 耳が詰まる感じ
- めまい
耳鼻科では異常が見つからないのに症状が続く場合、
噛み合わせが関係している可能性があります。
✅ 症状⑤ 顎の痛み・顎関節症(顎が鳴る・開けにくい)
噛み合わせが悪いと、顎を支える筋肉と関節に負担がかかり、
- 口を開けると カクッと音が鳴る
- 大きく開けにくい
- 顎が疲れやすい、痛い
という症状が出ます。
顎関節症は 「肩こりのスタート地点」 と言われることもあります。
✅ 症状⑥ 頬の筋肉が痛い・朝起きると疲れている
これは 歯ぎしり・食いしばり の特徴的なサインです。
寝ている間、意識がない状態で 最大で100kg以上の噛む力 を出しています。
- 起床時に顎がだるい
- 頬の内側を噛む癖がある
- 歯の先端がすり減って平ら
→ このような方はマウスピース(スプリント)が有効です。(8章で説明)
✅ 症状⑦ 姿勢の崩れ(巻き肩・ストレートネック)
噛み合わせが悪いと頭の位置が前に出るため、
- 猫背
- 巻き肩
- ストレートネック
という姿勢の悪化につながります。
さらに、姿勢が悪くなることで噛み合わせがさらに悪化。
噛み合わせの悪化 ⇆ 姿勢の悪化
この悪循環が肩こりを固定化させる原因です。
🔍 チェックリスト:当てはまる症状はいくつありますか?
以下のうち 3つ以上 当てはまれば、噛み合わせ由来の可能性が高いです。
- 肩こりが慢性化している
- 頭痛が頻繁にある
- 顎を開けると音がする
- 食いしばり・歯ぎしりを指摘された
- 朝起きると顎が疲れている
- 口の開く量が少ない
- 眼精疲労が強い
✅ 5つ以上当てはまる → 一度歯科で噛み合わせチェックをおすすめします
◆ ほんま歯科クリニックができること
ほんま歯科クリニックでは、
- 日本歯周病学会認定医
- 国家資格 歯科衛生士
- CT・マイクロスコープ・噛み合わせ分析機器
を活用し、
“肩こりの原因が歯にあるのか?”
→ それを科学的に診断します。
噛み合わせは、目で見ても分からない「隠れた原因」です。
だからこそ歯科でのチェックが重要なのです。
第5章まとめ
|
症状 |
噛み合わせとの関連 |
|---|---|
|
肩こり・首こり |
頭の位置がズレて筋緊張 |
|
頭痛・偏頭痛 |
側頭筋・三叉神経の関与 |
|
眼精疲労 |
側頭筋〜神経ネットワーク |
|
めまい・耳鳴り |
顎関節の近接性による影響 |
|
顎関節症 |
噛み合わせのバランス崩壊 |
|
朝の顎疲労 |
歯ぎしり・食いしばり |
噛み合わせは、全身とつながる入り口です。
第6章 ご家庭でできるセルフチェック
「もしかして自分も噛み合わせが原因...?」
と思っても、すぐに歯科へ来られない方も多いと思います。
そこでこの章では、ご自宅で簡単にできるセルフチェック方法を紹介します。
どれも1〜2分でできるものばかりです。
鏡の前で、リラックスして試してみてください。
✅ チェック① 口を開けたときの「軌道」を確認
- 鏡の前に立つ
- 顔をまっすぐにして、口をゆっくり開ける
- 開閉時の 下あごの軌道 を観察する
正常な状態は…
→ 下あごが まっすぐ上下に動く。
噛み合わせが乱れている場合は…
- 開けるときに 左右にズレる
- 途中で 引っかかるような動き がある
- カクカク 音がする
下あごがブレる=顎関節が安定していないサイン
✅ チェック② 片側噛みセルフチェック
自覚がない方が多いですが、
片側噛みは噛み合わせ悪化の大きな原因です。
以下の質問でチェックしてみましょう:
- ガムを噛むとき、いつも 同じ側 になっていませんか?
- 頬杖をしている写真が多くないですか?
- バッグをいつも 同じ肩 にかけていませんか?
3つ中2つ以上が当てはまったら片側噛みの癖が強い可能性があります。
✅ チェック③ 舌の位置(舌位)チェック
噛み合わせと舌の位置は大きく関係します。
正しい舌の位置は…
上あごの「スポット(凹み)」に舌先がついている状態。
チェック方法:
- 唇を軽く閉じる
- 舌先が上顎にくっついているか確認する
- 舌全体が上に吸い付くように感じられるか
舌が下に落ちていると…
- 口呼吸になりやすい
- 顎が後ろへ引っ張られる
- 噛み合わせが乱れやすくなる
舌の位置は 噛み合わせと姿勢の安定に直結 します。
✅ チェック④ 歯のすり減り・頬の内側の噛み跡
歯ぎしり・食いしばりのサインです。
- 歯の先端が 平らに削れている
- 頬の内側に 白い線状の跡(咬合線) がある
- 朝起きたとき、顎が 疲れている
これらが複数当てはまれば、
夜間に強い噛む力がかかっている証拠 です。
✅ チェック⑤ TCH(歯列接触癖)の確認
TCHとは 「上下の歯を接触させる癖」 のこと。
肩こり・頭痛の大きな原因です。
質問:
いま、上下の歯は「くっついていますか?」
正常状態では…
上下の歯は常に2〜3mm隙間があるのが正常
(くっつくのは飲み込む瞬間だけ)
もし「常に噛みしめている」なら、
それが 筋肉緊張 → 肩こり へつながっています。
✅ チェック⑥ 姿勢チェック(姿勢が噛み合わせを左右する)
壁の前に立って以下を確認します:
- かかと
- お尻
- 肩甲骨
- 後頭部
この4点すべてが 壁に自然につく のが理想です。
後頭部がつかない
→ 頭が前に出ている(ストレートネック)
→ 噛み合わせの乱れと肩こりのサイン
🔍 点数をつけてみましょう
|
項目 |
点数 |
|---|---|
|
下あごがまっすぐ開かない |
2点 |
|
片側噛みがある |
2点 |
|
舌が上に付いていない |
2点 |
|
歯のすり減り・頬の白い線 |
2点 |
|
歯を接触させる癖(TCH) |
2点 |
|
姿勢不良(ストレートネック) |
2点 |
合計が6点以上 → 噛み合わせ由来の可能性大
8点以上 → 歯科で検査をおすすめします
◎ ほんま歯科クリニックのセルフチェック支援
当院では、
- 噛み合わせ検査
- 顎関節の動き(デジタル記録)
- 歯ぎしり・食いしばり評価
を行い、患者さんと画面を見ながら説明します。
「見える化」することで原因を一緒に理解する。
これが スマイルサポート の考え方です。
第6章まとめ
- ご家庭でも噛み合わせのチェックができる
- 舌の位置・歯のすり減り・姿勢が重要なサイン
- 6点以上なら噛み合わせの影響を疑ってよい
第7章 歯科で行う噛み合わせ治療とは?
噛み合わせの乱れが肩こり・頭痛・顎の痛みを引き起こすことがわかっても、
「実際に歯科ではどんな治療をするの?」
という疑問を患者さんから多くいただきます。
噛み合わせ治療は “歯だけの治療” ではありません。
顎の関節位置、筋肉の緊張、姿勢まで含めて総合的に見ていく治療です。
ほんま歯科クリニックでは、症状・原因の程度に応じて段階的に進めます。
✅ STEP1:精密な診査・検査(原因の見える化)
まずは状態を正確に把握します。
▼ 行う検査の例
|
検査内容 |
目的 |
|---|---|
|
噛み合わせの高さ・接触点の確認 |
噛んだときにどこに負担がかかっているかを把握 |
|
顎関節の動きを調べる |
顎関節症やズレの有無を確認 |
|
顔・姿勢の左右バランス |
片側噛みの有無や姿勢との関係性 |
|
CT撮影(必要な場合) |
顎関節の位置・骨の状態を確認 |
|
歯ぎしり・食いしばりの兆候 |
歯のすり減り具合、頬の内側の噛み跡 |
国家資格 歯科衛生士が、咬筋や側頭筋、肩・首の筋肉まで触診し、
患者さんと一緒に緊張ポイントを確認します。
「どこに負担がかかっているのか?」
を患者さん自身が理解できるように説明します。
これが、スマイルサポートの基本姿勢です。
✅ STEP2:咬合調整(高さや接触点の微調整)
噛み合わせの高さが影響している場合、
治療した歯の高さや噛み合わせをミクロ単位で調整 します。
- 歯を大きく削らない
- 必要な部分だけ極少量調整する
- 痛みはありません
噛み合わせ治療は “削る治療” ではなく “整える治療”。
治療後すぐに、
「頭が軽い」
「肩の緊張がゆるんだ気がする」
と感じる方も多くいます。
✅ STEP3:スプリント(マウスピース)治療
噛み合わせ治療の中心となるのが
スプリント療法(マウスピース装着)
です。
◆ スプリント治療の目的
- 噛む力をコントロールして顎の負担を減らす
- 筋肉をリラックスさせる
- 顎関節を正しい位置に誘導する
寝ている間は無意識になるため、
マウスピースで力を分散させることが最も効果的 です。
📌 市販のマウスピースとは違うの?
→ 違います。
当院のスプリントは、患者さんの噛み合わせに合わせた 完全オーダーメイド。
- 透明で薄型
- 違和感が少ない
- 顎関節の安定を考慮した設計
✅ STEP4:根本治療(必要な場合)
噛み合わせの原因が、
- 欠けた歯を放置している
- 歯がない場所がある
- 詰め物・被せ物の形態不良
などの場合、根本治療を行うことが改善の鍵となります。
選択肢としては、
- セラミック治療(高さと形態の精密さ)
- 矯正治療(歯列を正しい位置に導く)
- インプラント(噛むバランスを戻す)
などが挙げられます。
無理に削るのではなく、
必要な治療を最小限の範囲で 提案します。
✅ 噛み合わせ治療のゴール
噛み合わせ治療の目的は 痛みを取ることではありません。
「顎・噛み合わせ・筋肉の負担を最小限にし、再発しない状態を作ること」
これが本当のゴールです。
◆ ほんま歯科クリニックの強み
当院の噛み合わせ治療は、総合力 が強みです。
- 日本歯周病学会認定医
- 国家資格 歯科衛生士が担当
- CT・マイクロスコープで精密検査
- バリアフリー/駐車場14台/土曜診療
さらに、治療後も
「予防・メンテナンス」までサポート
する体制が整っています。
第7章まとめ
- 噛み合わせ治療は「歯を見る」だけではない
- 首・肩・顎・姿勢を総合的に診断
- スプリント(マウスピース)治療が効果的
- 根本原因がある場合は、最小限の治療で改善へ
- ほんま歯科クリニックは患者さんと一緒に治すスタイル
第8章 マウスピース治療(スプリント療法)の流れ
噛み合わせ治療の中でも、肩こり・頭痛・顎の痛みに効果的なのが
スプリント療法(専用のマウスピース治療)
です。
「歯ぎしりを防ぐための装置」と思われがちですが、
スプリントの最大の目的は “噛む力と筋肉をリセットすること” にあります。
ここでは、
- 来院してから治療が進む流れ
- 装着開始後に体にどんな変化が出るか
を 患者さん目線で具体的に 解説します。
✅ STEP1:初診(噛み合わせ・顎・筋肉の診査)
まずは、噛み合わせや筋肉の状態を丁寧に診査します。
▼ 主な診査内容
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診査内容 |
目的 |
|---|---|
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口腔内診査 |
歯の高さ・詰め物の状態 |
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筋肉(咬筋・側頭筋・僧帽筋)の触診 |
緊張の強さ・痛みの有無 |
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顎関節の動きのチェック |
開閉軌道・クリック音 |
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噛み合わせの接触点確認 |
噛んだ時に負担がかかっている場所 |
必要に応じて、
- CT撮影(顎関節の位置確認)
- 姿勢評価(頭・肩の位置)
も行います。
「どこに負担があるか」を見える化することがスタートです。
✅ STEP2:精密な型取り・噛み合わせ採得
次に、マウスピースを作るための 精密な型取り を行います。
ポイントは、
ただ歯型を取るのではなく、“噛み合わせの位置” を記録すること。
スプリントは
- 歯ぎしりから歯を守るため
- 筋肉と顎関節を正しい位置に導くため
の専用装置ですので、「高さ」「角度」「接触位置」がとても重要になります。
✅ STEP3:マウスピース完成・装着開始
1〜2週間ほどで完成したスプリントを装着し、
噛み合わせのバランスを確認 します。
- 違和感がないか?
- 呼吸がしづらくないか?
- 高さは適切か?
国家資格 歯科衛生士と連携しながら、丁寧に調整していきます。
患者さんからのよくある感想:
「装着した瞬間に顎が楽になった」
「肩の緊張が軽くなった感じがする」
これは、噛む力がマウスピースに分散され、
筋肉が一気に リラックス状態 に入るためです。
✅ STEP4:自宅での使用(主に就寝時)
基本的には 就寝時に使用 していただきます。
理由:
寝ている間は無意識で噛む力のコントロールができないからです。
使用の目安は、
最低でも2~3週間、毎日継続
✅ STEP5:経過観察(2〜4週間ごと)
装着開始後、体に変化があるので、
必ず調整のために再来院 していただきます。
症状が改善してくると、
- 咬筋(顎の筋肉)の緊張が減る
- 下あごの位置が安定する
- 頭の位置が前に出なくなる
という変化が起きます。
◆ マウスピース治療で起こる「変化」例
噛み合わせ治療後に多い声をご紹介します。
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変化 |
理由 |
|---|---|
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朝起きたときに顎が軽い |
夜間の噛む力が分散され筋肉が休まる |
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肩・首のコリが軽減 |
頭の位置が安定し筋肉の負荷が低下 |
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頭痛が減った |
側頭筋・三叉神経の圧迫が減少 |
|
歯のすり減りが止まった |
咬合の保護が働く |
これは 咀嚼筋がリセットされる ことで起こる変化です。
マウスピース = 噛む力と筋肉を整える装置
単なる“歯ぎしり防止の装置”ではありません。
◆ 注意:市販マウスピースとの違い
ドラッグストアにも市販品がありますが、
当院としては 推奨していません。
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比較項目 |
市販 |
歯科医院製 |
|---|---|---|
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個別の噛み合わせに合わせる |
❌ 不可能 |
✅ 完全オーダー |
|
顎関節を安定させる効果 |
❌ なし |
✅ あり |
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肩こり・頭痛の改善 |
❌ 期待できない |
✅ 改善例多数 |
市販品は 噛み合わせを悪化させるリスク があります。
◆ ほんま歯科クリニックの特徴
当院では、
- 日本歯周病学会認定医による診断
- 国家資格 歯科衛生士が筋肉の状態まで評価
- CT完備で顎関節の位置を確認
- 患者さんと一緒に「改善を実感」するスタイル
を大切にしています。
治すだけでなく、再発させないことが “スマイルサポート” の考え方です。
第8章まとめ
- マウスピースは噛む力と筋肉をリセットする治療
- 就寝時装着が基本
- 肩こり・頭痛・顎の痛みが改善するケースも多い
- 市販とは効果が全く異なる
- ほんま歯科クリニックは精密な噛み合わせ治療に対応
第9章 今日からできる生活改善アドバイス(噛み合わせを守り、肩こりを予防するために)
噛み合わせが原因で肩こりが起きている場合、
歯科での治療(スプリント・咬合調整など)と同じくらい重要なのが、
日常生活での噛み合わせ・筋肉への負担を減らすこと
です。
この章では 今日からできる具体的な対策 をまとめました。
どれも簡単で効果的。仕事中・自宅・就寝前に取り入れていただけます。
✅ 1. 「歯を離す」だけで肩こり予防(TCH対策)
噛み合わせの悪化で非常に多いのが TCH(歯列接触癖) です。
上の歯と下の歯が触れている時間が長いクセ
正常な状態では…
👉 上下の歯は、普段は接触していません。
触れるのは 飲み込む瞬間だけです。
意識するポイント:
唇は閉じる
歯は離す
舌は上あごへ
これだけで、
- 噛む力が抜ける
- 顎の筋肉(咬筋・側頭筋)が休む
- 肩の緊張が減る
貼り紙で自宅・職場に 「歯を離す」 と貼っておくと効果絶大です。
✅ 2. 姿勢を整える(スマホ首・猫背対策)
噛み合わせと姿勢はセットです。
姿勢が悪くなる → 噛み合わせも悪くなる
▼ スマホを見るときはココを意識
- 顔を下に落とさず、スマホを目の高さへ
- 首が前に出ていないか確認
▼ オフィスでのチェック
- 肘をつけてパソコンを見る(肩の力が抜ける)
- 椅子に深く座り、背中を背もたれに預ける
姿勢が変わるだけで、噛み合わせのバランスが大きく変わります。
✅ 3. 舌(ベロ)の位置で噛み合わせ改善
噛み合わせと 舌の位置(舌位) は密接に関連しています。
正しい舌の位置は…
舌先が上あごの「スポット(凹み)」につく
NGの状態:
- 舌が下に落ちている
- 口呼吸になっている
舌が下がると 顎が後ろに下がる → 頭が前に出る ので肩こりにつながります。
✅ 4. 噛みしめのリセット方法(仕事中に効果的)
1時間に1回、30秒だけ。
👇 これをやるだけで、食いしばりがリセットされます。
▼ 顎リラックスストレッチ(30秒)
- 唇を閉じる
- 歯を離す
- 舌を上あごのスポットへ
- 鼻からゆっくり5秒吸って、10秒吐く
息を長く吐くことで、自律神経が整い緊張が取れます。
✅ 5. 就寝前の「顎リラックス習慣」
眠る前のリラックスは、スプリント(マウスピース)の効果を最大化 します。
▼ 就寝前ルーティン(3分)
- ホットタオルを頬に当てる(筋肉がゆるむ)
- 軽くマッサージ(側頭筋・咬筋)
- 歯を離す意識で深呼吸
やってはダメなこと
- 寝る直前のスマホ
- うつ伏せ寝・横向きで噛みしめる姿勢
睡眠前のちょっとした工夫で、
翌朝の肩の軽さが変わります。
✅ 6. 片側噛みをやめる(左右均等に噛む)
片側だけで噛むと顎関節・肩・骨盤まで歪みます。
● ガムを噛むときは 1分ごとに左右交代
● 食事中は 意識して反対側でも噛む
最初は違和感がありますが、
両側で噛むことが本来の噛み合わせです。
✅ 7. 咀嚼筋リリース(自宅でできる筋ほぐし)
手で「軽く押すだけ」でOK。
▼ 咬筋(頬の筋肉)マッサージ(30秒)
頬骨の下 → 奥歯のあたりを人差し指と中指でクルクルと円を描く。
▼ 側頭筋(こめかみ)のマッサージ(30秒)
こめかみを円を描くようにやさしく。
強く押すより、やさしく「ゆらす」ほうが効果的。
★ 今日からできる!まとめ表
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習慣 |
ポイント |
|---|---|
|
歯を離す |
唇は閉じる・歯は離す |
|
スマホ姿勢 |
顔を下に落とさない |
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舌を正しい位置へ |
スポットへ舌をつける |
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左右バランスよく噛む |
片側噛みをやめる |
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就寝前ホットタオル |
スプリント効果UP |
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仕事の合間に深呼吸 |
筋と自律神経のリセット |
小さな習慣でも、累積すると 肩こりの軽減につながります。
◆ ほんま歯科クリニックのサポート
当院では、
- 正しい舌の位置指導
- 食いしばり改善トレーニング
- 自宅でのセルフケア資料
を、国家資格 歯科衛生士が丁寧にお伝えします。
治療だけで終わらず、再発させないケアまでサポートします。
これが スマイルサポート の考え方です。
第10章 ほんま歯科クリニックの「スマイルサポート」体制
噛み合わせ・歯ぎしり・食いしばりによる肩こりや頭痛は、
ただ「歯を治すだけ」では根本改善しません。
患者さんお一人おひとりの
- 顎
- 歯
- 筋肉
- 姿勢
- 生活習慣
すべてを総合的に見ながら、再発を防ぐ治療・予防 が重要です。
ほんま歯科クリニックでは、この考え方を 「スマイルサポート」 と呼び、
噛み合わせ治療にも徹底的にこだわっています。
✅ 1.「噛み合わせ × 全身」を見る歯科
ほんま歯科クリニックは、ただ虫歯を治す場所ではありません。
噛み合わせの治療を通じて、全身の健康までサポートする歯科。
肩こりや顎関節症に悩む方に対して
- 噛み合わせ
- 顎関節
- 筋肉(咬筋・側頭筋・僧帽筋)
- 姿勢
これらの関連を丁寧に説明し、改善に導きます。
✅ 2. 日本歯周病学会認定医 × 国家資格 歯科衛生士による安心体制
専門性が高いからこそ、診査・診断の精度にこだわります。
〈当院の専門体制〉
- 日本歯周病学会認定医(歯周病のプロ)
- 国家資格 歯科衛生士(口腔管理・セルフケアのプロ)
- 必要に応じて 矯正歯科医・歯科麻酔医 と連携
噛み合わせは、歯・歯周組織・顎関節・筋肉が関わるため、
多角的な専門知識が不可欠です。
✅ 3. CT・デジタル診断・精密スプリント製作
ほんま歯科クリニックでは精密検査のための設備を整えています。
- 歯科用CT
→ 顎関節の位置や骨の状態を3Dで確認 - デジタル噛み合わせ分析
→ 噛んだ時どこに負荷がかかるか「可視化」 - 精密スプリント(マウスピース)製作
→ 噛み合わせを整えて筋肉の緊張を緩める
市販マウスピースとは異なり、
顎関節を安定させるための設計が可能。
✅ 4. 患者さんの「変化」を一緒に確認する診療
当院が大切にしているのは 患者参加型の診療。
治療中は、患者さんにも実際に
- 顎の動き
- 噛み合わせの接触点
- 咬筋・側頭筋の緊張
- 肩や首の可動性
を 一緒に確認していただきます。
「ちゃんと治っている」「変化がある」
と実感できる診療を大切にしています。
✅ 5. 再発を防ぐための「予防とメンテナンス」
噛み合わせは 生活習慣の影響を強く受けます。
そこで当院では治療だけではなく、
- TCH(歯列接触癖)指導
- 舌の位置と口の使い方トレーニング
- 片側噛み・姿勢へのアドバイス
- スマホ・デスクワーク時の工夫
毎日の生活の中でできる改善方法 を
国家資格歯科衛生士が丁寧にサポートします。
治療して終わりではなく、
「再発しない状態を保つこと」がゴールです。
✅ 6. 通いやすい環境(地域のかかりつけとして)
- 駐車場14台完備
- バリアフリー
- 小室・白井・西白井・千葉ニュータウンからアクセス良好
- ご家族・お子様と一緒の来院も歓迎
地域の皆さまの“かかりつけ”歯科として。
第10章まとめ
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ほんま歯科クリニックの強み |
内容 |
|---|---|
|
専門医 × 衛生士チーム |
噛み合わせと全身の診断に強い |
|
精密診断設備 |
CT・スプリント・噛み合わせ分析 |
|
患者参加型の診療 |
「変化を見える化」しながら治療 |
|
予防・再発防止 |
生活習慣改善とセルフケアをサポート |
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通いやすさ |
駐車場14台・バリアフリー |
噛み合わせを整えることは、全身の健康を整えること。
ほんま歯科クリニックは、歯から身体全体の健康をサポートします。
Q&A(よくある質問)
Q1. 肩こりや頭痛は、どれくらいで改善しますか?
個人差がありますが、
スプリント(マウスピース)を使った方の多くは
早い方で1~2週間
ほとんどの方が 1〜2ヶ月以内 に変化を感じ始めます。
改善の流れとしては、
- 朝の顎のだるさが減る
- 肩のコリ・張りが軽くなる
- 頭痛が起きなくなる
という順番で改善が進むケースが多いです。
肩こりの場合、筋肉が緊張した “結果” の症状なので、
噛み合わせを整えて 原因を解消することで改善 していきます。
Q2. 市販のマウスピースでも効果はありますか?
残念ながら、おすすめしていません。
市販のマウスピースは
- 個々の噛み合わせに合っていない
- 高さが均等でない
- 顎関節の位置を安定させる設計になっていない
ため、逆に噛み合わせが悪くなり、
顎関節症・肩こりが悪化するケースもあります。
歯科医院のスプリントは完全オーダーメイドで、
- 噛み合わせの高さ
- 顎関節の位置
- 噛んだときの接触バランス
を精密に調整できます。
市販と歯科医院のスプリントは、目的も効果もまったく違います。
Q3. 通院はどのくらい必要ですか?
基本的な流れは次のとおりです。
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ステップ |
内容 |
|---|---|
|
初診 |
噛み合わせ・筋肉の診査、診断 |
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2回目 |
精密な型取り(スプリント作製) |
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3回目 |
装着&調整 |
|
その後 |
2〜4週間ごとに微調整・経過観察 |
症状が安定すれば
メンテナンス(1〜3ヶ月に1度)
となります。
Q4. スプリントは毎日使わなければいけませんか?
はい、基本的に 就寝時は毎日使用 を推奨しています。
夜は無意識に噛む力が最大になります。
継続することで
- 咬筋(頬の筋肉)
- 側頭筋(こめかみの筋肉)
の緊張が取れ、肩こりや頭痛が改善していきます。
Q5. スプリントの装着は痛くないですか?
痛みはありません。
透明で薄い素材なので、装着したまま会話もできます。
多くの方が「思ったより違和感が少ない」とおっしゃいます。
Q6. 噛み合わせ治療は保険でできますか?
内容に応じて保険適用の範囲で対応可能です。
- スプリント(顎関節治療用マウスピース)
- 咬合調整
- 顎関節症の診査・検査
などは、保険でできる場合があります。
セラミック治療や矯正治療が必要な場合は
保険外(自費治療) となりますが、
無理に自費治療を勧めることはありません。
患者さんの希望に合わせて選択できるよう、
メリット・デメリットを明確に説明します。
Q7. 子どもでも治療できますか?
はい、可能です。
- 子どもの食いしばり
- 歯ぎしり
- 口呼吸
がある場合は、噛み合わせの乱れや姿勢不良につながるため、
早めのチェックが効果的 です。
Q8. 肩こり以外の症状にも効果がありますか?
期待できる症状は以下のとおりです。
- 顎の痛み・顎関節症
- 慢性頭痛・偏頭痛
- 眼精疲労
- 首のコリ
- 食いしばり・歯ぎしり
噛み合わせは 噛むこと以外の機能に影響する ので、
全身の不調とつながっていることが多いです。
✅ Q&Aまとめ
- 改善は 1〜2週間~数ヶ月
- 市販マウスピースでは改善しない(悪化リスクあり)
- 就寝時に毎日使用することが重要
- 保険適用の場合がある
- 肩こり以外の症状にも効果が期待できる
エンディング 肩こりに悩むすべての方へ
肩こりや頭痛、目の疲れ、顎の違和感。
それが長く続くと、つい 「体の問題」 だと思いがちです。
しかし、実はその原因が “噛み合わせ” にある場合があります。
- マッサージに行っても良くならない
- 整体や接骨院に通ってもすぐ戻る
- 肩こりが慢性化している
そんな方こそ、「歯科での噛み合わせチェック」 が大切です。
歯科は「歯を治す場所」から「健康を守る場所」へ
噛み合わせは、歯だけでなく 全身の健康につながっています。
- 頭痛が軽くなった
- 肩こりが改善した
- 朝起きたときに顎がラクになった
- 仕事に集中できるようになった
患者さんからいただく声は、その変化を実感していただけた証です。
ほんま歯科クリニックは
「痛くなってから行く歯医者」ではなく
「健康を守るために通う歯医者」 を目指しています。
あなたの笑顔と健康を支える、スマイルサポート
ほんま歯科クリニックのコンセプトは スマイルサポート。
- 日本歯周病学会認定医
- 国家資格 歯科衛生士
- 噛み合わせ × 姿勢 × 生活習慣を総合サポート
ただ治療するだけでなく、再発しない未来 まで一緒に作ります。
最後に:こんな方は、一度ご相談ください
- 肩こりが長く続いている
- 頭痛や目の疲れが取れない
- 朝起きると顎が疲れている
- 歯ぎしり・食いしばりを指摘されたことがある
ひとつでも当てはまるなら、噛み合わせの影響が考えられます。
あなたが辛い時間を過ごしているなら、
その原因、歯科で見つかるかもしれません。
千葉ニュータウン・小室・白井・西白井にお住まいの方へ
ほんま歯科クリニックは、
- 駐車場14台
- バリアフリー
- お子様連れも安心
地域に密着した 通いやすい歯科医院 をめざしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
噛み合わせが整うと、
肩が軽くなる。
顎が楽になる。
笑顔が増える。
あなたの毎日が変わります。
ほんま歯科クリニックは、
あなたの「健康」と「笑顔」をサポートします。
ほんま歯科クリニックでは、患者様お一人お一人に合わせた治療を行なっております。ご相談だけでも構いませんので、一度ご来院下さい。






